Y・Sフィールドエンジニア部 課長
高卒で就職し、給与面で毎日苦しい生活を送っていました。その中で東日本大震災が発生し、職場は大きな被害を受けました。
今後の人生を考えていた20歳の私に、「うちで働いてみないか」と声をかけてもらいました。それが取引先（当時はメビウスの前身企業）であり、現在働いている株式会社メビウスの社長でした。
「環境が変わるのであれば」と、二つ返事で回答してしまったものの、半導体事業について全く無知のままこの業界に入りました。
メンバーは無知な私を快く受け入れてくれ、業務を通じて様々な経験ができました。半導体について、装置について、パーツの役割、トラブル発生時の対処方法等、多様な事を学ばせてもらい、今の立場になりました。
私がかれこれ10年以上継続して勤務できているのは、会社のメンバーの支えや、社長の人柄があってこそだと思います。
三重県四日市市の拠点長として業務に従事させてもらっています。顧客対応、現場作業者のフォロー、定期的な案件や特殊案件のスケジュール調整、社内の費用処理等を主に担当しています。
取引先が大企業という事で毎日問い合わせの電話があります。問い合わせ内容を精査し、すぐに回答できない事は装置工場と連携して調べるなどして解決まで担当します。
現場フォローでは定期的に決まっている作業もあれば、客先からのトラブルコールで現場に行くチームもあるので、顧客担当者、作業メンバーとトラブル内容の整合を取り、不良判断されたパーツの手配～配送までを行います。
作業内容によって費用処理方法が違い、付随する必要書類も異なります。またスケジュールを組みながら対応しなければいけない事があるので、作業者のアサインや、顧客への対応内容/スケジュールの調整も行っております。
社内業務としては1カ月の売り上げを纏めたり、フォーキャストの整理を行い、次月以降の動き方を精査する事も仕事の一つです。
一番大切にしていることは、現場の作業者が働きやすい環境を作ることです。
上でも述べましたが、前職では給与面で苦労していました。転職してからはお金に余裕が出始め、親への仕送りや、自分に使えるお金が増えました。結婚し子供も授かり、何不自由なく生活出来る環境です。
福利厚生の面でかなり充実していると思います。 住宅手当、役職手当、技術手当、通勤手当等、会社から多様な補助があり、非常に助かっています。
休暇に関しても、必要に応じて有休休暇が取得できる環境です。身体が疲れている場合は無理に出勤させることなく休暇を促すなど、無理なく休みを頂ける環境があり、非常に働き易さを感じています。
また半導体業界は日々進化を遂げており、毎日が勉強という環境です。良い製品を作る為に半導体製造装置も日々進化していくので、新しい世代の装置が次々と開発、リリースされています。繰り返しの仕事があまり肌に合わない私にとってはとても刺激的な職場ですね。
社員のほとんどが半導体業界未経験で、それでもなんとか先輩方の知識を吸収し日々成長しています。努力した分だけ成果が自分に返ってくるので、向上心があれば上を目指せる職場環境だと思います。
知識が常に増え続けるという環境ですね。毎日が勉強と言いましたが、お金をもらいながら新しい知識を増やせるというのはとても有意義です。
世間では半導体不足と言われていますが、その最前線に立ち、日々頭と身体を使いながらの業務は大きな達成感を生みます。
人によっては新しい事にチャレンジする事が苦手な人もいると思います。それでも周りのメンバーが助けてくれたり、自分から聞きに行ったりすることで少しずつ成長できます。もっとスキルアップしたい、上を目指したいと言う人にはとてもいい環境だと思います。
私たちの仕事は大きく分けて２つの業務があります。現場で尽力するメンバーもいれば、それを事務所で支えるメンバーもいます。全員にPCが支給され、執務場所を問わずコミュニケーションをとれます。事務所に集まれば直接コミュニケーションが取れ、心の壁が生まれにくい環境です。コミュニケーションを取ることでお互いの不足する知識を補い、会社として一体感が持てる環境だと自負しています。
仕事内容を説明する際、一言で”半導体業界です”と言っても、実際は半導体製造装置をメンテナンスしたり、改造したり、定期保全作業や洗浄作業など幅広い知識を身に付けて業務を行っています。
そのため入社後は数百名以上のエンジニアを養成した取引先企業の教育プログラムを基に約１カ月間の座学・実技教育があります。現場に入ってからも、必ずチーム単位で動くため一人きりで何かをする事が無く、先輩に頼ることができる点は非常に安心です。
未経験者から教育しエンジニアを育て、増やしていく事は我々の使命です。”初心者だから私には無理”とは思わず、思い切って飛び込んで見てください。
スタートはみんな一緒です。あとは自分の努力次第でどうとでもなります。ぜひ私たちと一緒に半導体製造装置エンジニアとして働いてみませんか。
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